古民家探しの注意点 <建物編>

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10月に入ったら朝晩冷え込んで体調悪くなりそうなあっきぃです。
どうも。お年もあと90日ないという事実に驚きを隠せませんね。

さて、今回は田舎移住・古民家探しに当たっての注意点の第三弾、建物編です。
これがもっとも重要ですね。

古民家の探し方については、以前このブログでも書きましたのでこちらの記事をご覧ください。

建物編といっても、今回は古民家(築50年以上)に絞ってしまうとなかなか難しいので、古い民家ということにします。
そして、この記事では、築50年以上のものも、在来工法の古い民家も含めて「古民家」と言います。

見た目だけに騙されるな!古民家探し。

「あ!この家、すごくいい理想に思い描いた古民家だ!」なんて家が目の前に現れたとしても、
いったん心を落ち着かせて、冷静になって考えましょう。考えなきゃいけないことはたくさんあります。
内見ついでにチェックするポイントをまとめてみます。

雨漏りは平気か

内見ではなかなかチェックできない屋根裏など、そういうところからの雨漏りがあります。
かならず、天井や柱に雨だれ(水が垂れた筋のような跡)がないかを確認しましょう。

雨漏りしているって、多くの方が、まあ屋根を直せばいいだろうって思いがちなんですが、
雨だれが濃く残ってる物件は要注意です。その被害は屋根だけでなく柱にまで及んでいるかもしれません。

何が言いたいかというと、つまり「柱が腐ってるかも」という状況を頭に入れておいた方がいいし、調べた方がいいです。

シロアリはいないか

シロアリチェックでは床下を確認するのが一般的です。なぜかというと、シロアリは陽の当たらない湿気の多いところを好むためです。床下をチェックするときには特に水周りを気にしてみてください。シロアリが実際に見つかって駆除するときも同じく水周りを重点的にやるのがいいと思います。

また、シロアリ被害がひどい場合、業者でも手に負えず「建て替え」の方が安全な場合もあります。
無理にDIYでやろうとはせず、一度プロの目に見てもらうのが安全です。

傾いてないか

伝統工法の家では12%(1メートルにつき12mmの傾き)くらいまでの傾きなら許容と言われています。
在来構法は6%(1メートルにつき6mmの傾き)程度と言われています。

伝統工法が在来構法に比べて倍の傾きまで許容範囲なのは、躯体全体で揺れを吸収または逃がす免震的な構造だからです。家自身が揺れながら地震のエネルギーを吸収するため、その過程で傾きが発生してしまうのです。
逆に在来構法は揺れに耐える耐震的な構造ですので、傾き=揺れに耐える部分への負荷。ということになります。

リノベーション後を思い浮かべて

雨漏り・シロアリ・傾きをクリアしたら、
リノベーションをするのかしないのか、リノベーションするのであれば、自分たちが理想とする住まいにリノベーション可能なのかという点を気にしてみましょう。

リノベーションをできない理由は3つ

  • 予算の都合
  • 住宅構造の都合
  • 物理的な都合

予算の都合

潤沢に予算があればいいですが、そうもいかないこともあると思います。
なので、どこをどのようにリノベーションするか、それにはどれだけの費用がかかるかなどを調べ、予算との折り合いをつけましょう。

住宅構造の都合

家の構造によってはリノベーションが不可能なものもあります。
いくつかある住宅構造のうち、「伝統工法」「在来構法(木造軸組構造)」がリノベーションに適していると言えます。
そのほかの「ツーバイフォー(木造枠組壁工法)」「RC」「鉄骨」などはリノベーションには不向きな上、あまり古民家が存在しません。

住宅構造については、また別の記事でまとめます。

物理的な都合

もともとの家の広さを無視した間取りを実現するのは不可能です。
その場合、大きな家を探しましょう。

まとめ

うだうだとまとめましたが、要するに、柱や梁がきちんと働いている・これからも働ける物件ってことです。