古民家と空き家のお話

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古民家、っていいですよね。響き。
そんな僕も、いつかは古民家をDIYリノベーションしたオシャレな家に住みたいなと思ってます。

でもさ、古民家ってさ、どうやって探すんだ?ってかそもそも「コミンカ」ってなんだ。っていうナゾがナゾを呼び、調べました。

「古民家」の定義

古民家カフェ、古民家生活、古民家リノベーション、気がつけば世の中には「古民家」「こみんか」「コミンカ」・・・言葉だけ一人歩きしています。
ってか、古民家ってそもそもなんだ?古い家は全部古民家なのか?という疑問を持った人も多いはず。で、調べました。

とりわけ大正以前に建てられたものが古民家

古民家の定義に、どの時代に建てられたものか、あるいは建造され何年を経たものを指すかの定義はないが、通常は戦前以前のもの、特に大正以前のものをさす場合が多い。

古民家(Wikipedia)

ちょっとまて。この定義だと、重要文化財的な建物だけだな。
ということで、世の中的に「古民家」と言われる建物は、木造で縦横の梁(はり)と筋交いで家の重みを支えている、いわゆる2×4構造でないものなのかと思います。おおよそ築50年以上の物件が該当します。「古い家」=「古民家」という考えはあながち間違えではないですね。

古民家の数

総務省発表で日本にある木造建築の数は1326万棟あります。そのうち「古民家」は280万棟と言われています。実に木造建築の1/5が古民家です。(平成25年データ)

ということで、古民家とは

日本の建築構造で建てられた、木造建築の建物。とりわけ築50年以上のものはそれに該当する。
また現在そのような建物は280万棟あり、日本の木造建築の1/5がそれに該当する。

空き家

古民家があっても空き家じゃなければ住めません。そんな古民家の空き家がどのくらいあるのか、調べてみました。

総住宅数6063万棟、古民家280万棟、空き家820万棟

総務省のデータから

  • 総住宅数6063万棟
  • 空き家820万棟
  • 空き家率13.5%(総住宅数に占める空き家の割合)

ということがわかります。

総住宅の0.6%以上が古民家の空き家?

日本にある家のうち、1割以上が空き家なんですね。
この13.5%を古民家の数280万棟に掛けると単純計算ですが、378,000棟が古民家の空き家ということになります(総住宅数の0.6%)。新築で空き家ということはすくないでしょうから、実際はもう少し増えると思います。

住める空き家はすくない

これは全国の自治体が行っている「空き家バンク」などがうまくいかない理由でもあるんですが、家主はそこに自分が住んでいなくとも誰かに売ったり貸したりしないことがあります。

仏壇問題

盆暮れ正月に、空き家に帰ってくるパターンです。
仏壇が置いてあり「先祖が帰ってくる家」化しているため、家主的には「空き家」ではないんですね。僕の住んでる地域でもそんな空き家がゴロゴロあります。

仏壇問題は、もはや持ち主(家主)の問題なので、その空き家を借りたり買ったりするのは不可能に近いです。

見ず知らずの人に貸したくない問題

空き家で活用方法に迷っているにもかかわらず、「それでも、見ず知らずの人には貸せない・貸したくない」という方も少なくないです。かといって仲介業者を挟む労力を惜しまない方もそんなにいないので、結果、誰も住まない・住めない空き家が増えていきます。

公的機関が間に挟まると、スムーズに借りれることが多いです。役場が間に挟まって調整したり、空き家バンク登録を促してくれたりします。

持ち主わからない問題

独居老人が住んでた家などで、いつ亡くなったかも定かではない家に多いです。
親戚も周りにいないなんてことが多く、今、誰の持ち物なのかが分からない空き家。
役場もそれを突き止めるほどの手間をとろうとはしないので、持ち主不明の空き家のまま放置されてます。

その地域に住んでいく中で地域住民から情報を得られることがあります。
なので、別に住居を用意して、内偵調査をした上で最終的に目的の古民家に移り住むという手段がいいかもしれません。

ボロすぎて住めない問題

もはや空き家ではなく廃墟になりつつある古民家です。
多くは、空き家になってから長い間手入れがされていないため老朽化が進み天災などでボロボロになっていくパターンだと思います。

DIY族にとっては最優良物件かもしれません。が、基礎の腐敗が進んでる場合があるのでDIYリフォームでは対応できないこともあるかもしれません。古民家鑑定士という方がいるので、そういう方に診断をお願いした上で住むのをお勧めします。

まとめ

古民家の空き家に住むのはいろいろハードルがありそうですが、求めるライフスタイル実現のために一緒に頑張りましょう!